渡り鳥

静かな夜。鳴き声は、やってきたばかりの数羽の渡り鳥のものだろう。

仲間を待っているのだろうか。昨年とは変わった景色に、なにか不安を感じていないだろうか。新しい大きな道路が作られているため、地形が変化しているのだ。渡り鳥の思いのようなものをつらつら考えていたら、リズムよく鳴きはじめた。なにはともあれ、彼らはここで越冬というわけだ。

7月は不思議な出会いのもと一ヶ月を過し、そして6月の海の写真は僕にとってどこか特別なものだったようで、写真を「撮る」という感覚が少し遠いもののように思えていました。なにを観て、なにを観たがっているのだろう、そんな問いかけを僕自身にするために撮っていたのかもしれない。今はシンプルにそんなことを考えています。

僕は音楽でなにを翻訳しているのか。もしくは、なにになろうとしているのだろうか。この目で観ること。そんな確認作業の中、つたない技術ながら副産物的に生まれていく写真たち。

とまあ、いうわけで、写真日記、第2シーズンも気軽にはじめていこうと思います。

2013年10月20日  岡山 知憲


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